中銀カプセルタワー
中銀カブセルタワービル。
交換可能な部材を組合すことでメンテナンスや解体まで考慮した建築です。昭和40年代にこのような思考を持ち合わす設計を実現したことは社会的に見ても先を見越したとても素晴らしい成果だと思います。
実際、当初の見込んだようにカプセルを交換して継続使用ということは困難だったようで、劣化が外観からでも見て取れるような状況でした。
保存か解体かで議論が揺れているようですが、建築物に工業製品のような各パーツの脱着可能という発想を持ち込んだこのビルはやはり保存を強く希望します。
中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトとしてホームページも設置されており、この後の動向が注目されます。